私の大好きな作家でもある村上春樹さんがコロナ関連で不便な生活を送っている方に向けて、少しでも元気が出る、少しでも心が和む音楽を届けたいというような趣旨で通常の定期放送とは別に臨時的に、5/22の22時からTOKYO FMで村上RADIOがONAIRされるようです。





村上春樹さんがラジオを始めるという記事は何年か前に目にした記憶はあるのですが、何しろ普段の生活ではラジオは車に乗った時に聞くくらいで今までは全く耳にしたことが無かったのですが、心が温まるような放送が聞けるような気がするので、オンタイムでは無理だと思いますがラジコ(使ったことないですが)でも使って聞いてみようと思っています。


どんな音楽が流れるかは不明ですが、洋楽、ジャズ、クラシックあたりなんですかね?多分純粋な邦楽は無いのかな?


村上さんに興味がある方でこのラジオのこと知らなかったという方は聞いてみてはいかがでしょうか?


で、せっかくなんで?村上春樹さんについて(少し)掘り下げてみると、彼は言わずと知れた世界中にファンがいる日本を代表する作家なわけですが、「走ることについて語る時に僕が語ること」という本も出しているような、マラソンで3時間30分を切るタイムで走る、ちゃんとした?ランナーでもあるんですよね。


この本は小説ではなくエッセイ的な感じでランナーの心理をよく表した部分もある面白い本だと思いますので、ご興味のある方は是非ご一読ください。




実は(というほどでもないのですが)、私はこの本を読むまではフルマラソンを走ったことが無かったのですが(フルマラソンを走ること自体は健康に悪いしという理由で)、この本に書いてあった「いっちょやってやろうじゃないか」というような趣旨の一文に刺激を受けて、フルマラソンを走る決意をしたのです。

それまでは、東京マラソン当たったら走っても良いかなという程度に考えていた、超にわかランナー?でした。

お陰様でどっぷりとマラソンの楽しさに漬からせてもらってるので村上さんには感謝しなきゃですね。


で、もう少し村上さんについて掘り下げると、私は常日頃から本をたくさん読む読書家ということは全くないのですが、彼の本については(他の作家さんと比べればという事にはなりますが)それなりに読んでいます。

長編小説は14作ほど出していますが、これについては最低でも3回以上、多いものでは5回くらい読んでますかね。

その他は短編小説やエッセイ、彼が翻訳した海外の作品もちょいちょい読んでるという感じです。

でも、正直に言うと初めて読んだのは「1Q84」が出た時なので、ファン歴自体は浅いです。

長編小説の中でも一番好きなのは先にも上げた「1Q84」で、この小説は文庫本にしたら6冊にもなる超長編ですが、何回読んでも面白いなと感じる小説のひとつです。

(文庫本6冊というと「カラマーゾフの兄弟」というドストエフスキーの小説もそれくらいあるのですが、買ってはみたものの未だに読み切れていない。。。)

あとは、結構昔に出たものですが「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」とか、最近のだと「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」なんかも結構好きですね。


毎日のように走って心とからだを整えているように、定期的に小説を読むと心が落ち着くというか、なんとなく心を整えてくれるような気がします。


最近は、芥川賞作家でもある中村文則さんの本を少し読みました。「教団X」と「土の中の子供」です。

良いなと思ったので次は「R帝国」を読んでみようと思ってます。


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